シロアリの恐怖
気づかないうちに大切な家にダメージを与えるシロアリ。
まずは普段の予防が大切です。
シロアリ被害のギモンについて学びましょう!
よくあるご質問を例にあげて、わかりやすく解説します!
シロアリはありじゃない!?
シロアリは「アリ」と呼ばれていますが実はゴキブリの仲間。シロアリは熱帯から温帯まで幅広く分布しており、日本には16種の生息が確認されています。
この内建築物に被害を与えるのはヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロアリの4種です。
シロアリ被害にあうのはなぜ? お家のどのあたりが被害にあいやすいの? |
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シロアリが生きていくには ①水 ②エサ ③心地よい環境 が不可欠。 これらの要素があり、また暖かく湿気が多い場所を好むので浴室の土台・柱・壁、風通しが悪く湿気の多い床下等の被害が多くなります。 |
被害を与えているシロアリはどんな虫? | |
シロアリは大きく分けて2種類。特に西日本に生息しているイエシロアリは獰猛で、被害の進行が早いため、早めの対策が必要です。 全国的に生息するヤマトシロアリも、比較すると進行は遅いものの、放っておくと被害は深刻なものになります。 |
シロアリ被害の起こる時期は? | |
シロアリの活動は主に春から秋。 特に西日本では獰猛なイエシロアリがいるのでこの時期は要注意。 ヤマトシロアリも8月には若干勢いが衰えますが、やはり注意が必要です。 |
ご自宅のまわりの環境を踏まえ、
シロアリの種類・活動時期に
あわせた防除対策が必要です。
シロアリってどんな虫か解ってきましたか?
次はシロアリの習性について解説します!
対策は敵を知る事から!
シロアリは土の中などに棲み家ともいえるコロニーを作り、そこに
数万から数百万のファミリーが暮らしています。シロアリは人間
には見えない床下のコンクリートの隙間を発見し、餌を探しに侵
入してきます。建物に加害するシロアリは、移動しているうちに
たまたま“侵入”しただけなのです。
小さなシロアリから なぜ大きな被害が出るの? |
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シロアリ社会は理想的な社会主義国家。 厳しい分業制度のもと、それぞれの役割が異なります。最多数の働きアリたちは集団で日々新しいエサ場を求めて走り回っています。 1つの巣に数万~数十万匹ものシロアリがいると言われ、それが被害拡大の原因です。 |
シロアリ被害はなぜ短期間で拡がるの? | |
シロアリは非常に仲間想い。 決してエサを独り占めせず、仲良く仲間で分けあいます。そのために多くのエサが必要になってきます。 この習性が被害を大きくしているのです。つまり巣を根絶しなければシロアリ被害は続くのです。 |
巣を根絶するための防除方法ってあるの? | |
常に新しいエサ場を探し求めて走り回り、エサを分けあう、というシロアリの習性を活かした画期的な防除方法である「ベイト工法」が最近注目されています。この工法では、薬剤の入ったエサを地中に仕掛けてシロアリに食べさせます。その結果薬剤が仲間全体に行き渡り、巣が根絶します。 |